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樹脂供給装置

リサイクルシステム

 コスト対策の問題で、世界的な規模で、製造/生産方式を考えることが一般的になってきている現状があり、更なるコストダウンの要求が、叫ばれて
いる昨今、さらに、環境に対する配慮も活発になりつつあるのが、プラスチック業界の大きいテーマでもあると思います。
 そういった状況の中で、従来、廃材として扱われていたランナー/成形不良品のリサイクルの問題に関心が集まり始めています。
 スプール/ランナーをリサイクル材として新たに使用することで、材料費の低減が図れ、又、従来産業廃棄物として産廃業者に支払っていた処理費の
低減も進めることが出来る利点を考える意味で、成形補機メーカ殿で扱われているリサイクルシステムについて紹介します。


リサイクル方式


1、全量リターン方式:

 粉砕材の全量を成形機に戻すシステムで、この方法でも成形品に影響が出ない場合に採用されます。
 材料吸引時に既設粉砕機よりリターン材、材料タンクより、バージン材をタイマー設定により切り替えて吸引させるシステムと、粉砕機に
バージン供給装置が組み込 みになっており、粉砕材供給が、不足したときに、バージン材が自動で粉砕材側に供給されるシステムがあります。


2、材料計量式・混合式リサイクルシステム方式:

 リサイクル材を一定の割合にしてリサイクルさせたい時に採用されます。
 容積で計量する方法と、重量で計量する方法がありますが、
 容積で計量する方式としては、升で計量する方法と、切り出し用スクリュ-フィーダ-の回転スピードをコントロールして計量する方法、
又は、コンベア等の供給スピ ード/振動値/時間をコントロールして計量する方法があります。
 本方式は、バージン材の量を固定にし、粉砕材の供給量をコントロールすることにより、混合比を決めて使用します。
 バージン材を固定として、粉砕材を供給しますので、供給装置を追加すれば、例えば、マスターバッジ等、その他の材料の混合も可能になります。

 

重量での計量方式は、計量誤差を最小限に抑えることの必要性が、ある場合に採用されます。



システム例

材料の重さをロードセルにより、計量します。

   

計量誤差が、±0.5%~±1.0%(フルスケール時)と少ない値で、収まります。

   

リサイクル時にリターンさせる割合が厳しく限定される時や、着色材(マスターバッチ)を使用される時に効果が発揮されます。


以上スプール/ランナーのリサイクルシステムの概略について紹介させて頂きましたが、

※このシステムは、材料管理の要求度によって、選択されますが、コストダウンの、有効な一つの手段として、又、世界的環境対策の要求からみて、
現在のプラスチック業界における問題点解決の手段だと思います。

なお、粉砕品を新しい原料と混ぜずに、サンドウイッチ成形の芯材に使用することもあります。サンドウイッチ成形については、別ページをご参照ください。


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