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整列装置

パーツフィーダ

 パーツフィーダとは、インサート成形の自動化システムにおいて、バラ積の個片部品(ワーク)をロボットが取扱えるように一定の方向・姿勢にそろえる
ワーク整列供給装置の一種の振動式フィーダのことです。
個片部品を扱う自動化システムにおいて最も多く採用されています。 射出成形機で行なうインサート成形の自動化にも広く使用されます。

振動式パーツフィーダには、ボウル型円形の振動フィーダと直進型の振動フィーダの2種類があります。一般的には、ボウル型と直進型の組合せで
一体となっていることが多く、まず、ボウル型フィーダでワークの方向・姿勢を揃え、次に直進フィーダでロボットなどの掴みやすい位置までワークを
整列して送り込みます。

方向・姿勢の判別の方法は、外形やワークの重心の違いを利用した機械的な方法と、各種のセンサーで形状の判別を行なう方法が有ります。
 従来、個別のワークに合わせボールの形状・センサーの配置等が固定され、ワークの品種変更のとき、装置全体を再製作する必要が有りましたが、
最近は画像処理装置及び各種産業用ロボットの普及により、大きさ及び形状が類似したワークについては、プログラムの切り替え(ハードの変更無し)
により各種のワークに対応可能なシステムも開発されています。

この様な方法を採用することで、インサート成形の自動化をより一層進めることができます。
既に、電子部品、機械部品、化粧品、・・・・といろいろな分野で自動化に活用されています。


振動式フィーダ使用時の注意点


・ボウル内のワークの重量の変化により供給能力が変化する様な場合サブホッパ或いは、振動センサー等の取付を行なう。

・複数の組み合わせで使用する場合共振対策を十分に行なう。

・振動により騒音が発生する可能性が高い為防音対策を十分に行なう(ボウル表面の処理及び防音カバーの設置)。

・ワークの材質によっては、静電気の発生が有る為静電防止対策を考慮する。

・振動のオープン制御のため、異常部品や、寸法バラツキなどがあると、固着、停止する可能性があります。異常検出装置との併用が不可欠です。


その他類似のフィーダ


大きさに対し重量の少ない(スッポンジ等)ワークについてはボウル全体を回転させ、遠心力により供給を行なう方式や、薄く且つ軽量のワークの
対応としてボウルを反転(反転時の速度差をつける)させて供給を行なう方式や、部品形状の溝を掘ったパレットを揺動、振動させて、部品を溝内に
納めて、整列させる「振り込み整列装置」もあります。


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