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整列装置

パレット式


部品(インサートワーク)供給方式

現在プラスチック射出成形のインサート成形システムで使用されている部品整列・供給方法としては振動式のボールフィーダ等が一般的に知られて
います。
インサート成形システムを効率良く稼動する為にインサートワークを正確に供給する事が重要です。
従って、インサート自動成形システムの構成を企画する際ワークの形状・成形の前後工程の方式等を十分に考慮した部品整列・供給方式を選択する
必要があります。

1、パレット方式

パレット方式とは、供給する部品を部品形状に対応したパレットにより整列供給する装置です。パレットへの部品整列は作業者により行われる場合と
前工程の収納に使用し共用して成形システムで使用する場合があります。
パレットの供給方法としてはパレットチェンジャー・コンベア等があり、パレットへの部品供給は作業者による方法と振り込み装置により行なう方法が
あります。又、成形品の形状によっては部品供給用に使用したパレットをそのまま成形品の収納用パレットとして共用使用される場合もあります。


2、自動成形システムに組み込んだ事例

2-1、自動車関連プレス部品
パレットチェンジャーにセットしたパレットからX-Yロボットにより部品の取出しを行ない金型と同ピッチの治具上に位置決め整列を行ない
インサート用垂直多関節ロボットにより金型にインサートを行なっています。
成形品はインサート部品を取出したパレット上の位置に排出し後工程のパレットと共用しています。

2-2、自動車用燃料噴射部品
前工程(組立)よりコンベアーによりパレットが供給され成形システムの位置において位置決めを行ないパレット内より順次部品を取出し検査を
行なった後金型にインサートを行ないます。成形品はインサート部品を取出したパレット上の位置に排出しコンベアにより後工程へ搬送しています。


3、パレット使用時の注意点

3-1、位置決め
パレットの形状や材質によりパレット自体の位置決めやパレットに対する部品の位置決め方法を十分に検討する必要があります。パレットより部品を
取出した時点ロボットのハンドの機能により正確な位置決めが行なえない部品についてはパレットから取出した直後に位置補整治具等を使用し
位置決めを行なう方法がコスト・精度両面において有効です。

3-2部品のレイアウト
パレットに部品をどのようにレイアウトするかによりインサート装置の構造及びサイクル等に大きく影響を与えます。
パレット上に配置する場合の基本としては金型にインサートを行なう部品のピッチ及び何回の動作でインサートを行なうかを考慮しレイアウトを決定
します。同時にインサートを行なう部品のレイアウトを基準とし1パレット当たりの部品数を決定します。


4、その他の使用例
パレットによる部品供給に類似した方法としては、部品に対し治具を1対1で対応し治具自体に部品の位置決め機能等を持たせコンベアによりラインの
中を循環する「フリーフロー方式」と呼ばれるシステムガあります。このシステムは主に自動組立ラインに使用されていますがライン内に成形機を
レイアウトし成形機を組み立て装置の一部として使用されている生産ラインも実用化されています。


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